2020年BMW国別販売台数
BMWは世界で最も大きな自動車メーカーのひとつです。今回は、世界規模から見たBMWの販売シェア、販売台数を調査していきます。
まずはBMWの国別販売台数と販売数を見てみましょう。
※MARKLINES調べ
ドイツ、中国、米国での販売台数全販売数のおよそ8割を占めいています。そう考えると日本に輸入されてくるBMWの車両は著しく少ないことがわかります。
何が言いたいのかと申し上げますとその分、部品の流通が少なく販売シェアの多い国と比べて日本国内では需要が少ないため部品代もそれに伴って高額なってしまうということです。
また、OEM品、社外品の流通も少なくなりその価格も他国と比較して高額になってしまいます。
具体的数値の販売台数をみればそれがよりあきらかになります。
そのため、海外でBMWの部品の需要は日本より高く、純正部品、OEM部品、社外品に限らずとても安価に入手できます。送料の差分を考慮しても総購入価格は海外から輸入したほうが安いことは明らかです。
2020年自動車メーカー別世界シェア
それでは、少し視点をかえてBMWのシェアは世界でどのくらいなのかみていきます。
※業界再編の動向より引用
世界の大手自動車メーカーなかでは、BMWのメーカー別世界販売シェアは決して高いものでありません。
しかしながら、カテゴリーとして大衆車メーカーではなくブランド戦略にて販売しているメーカーですので、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、アウディなど名だたるドイツの高性能ハイブランドのメーカーがランキングしていないという視点から見るとある程度検討しているようにも感じます。
また、BMWの部品が日本で高額な理由として、日本のみ限定で販売している車種があるからとも言えます。国別販売台数の多いアメリカを例にとると4シーリーズの420i、1シリーズと2シリーズに至っては販売すらされておりません。
となると日本のみに販売されている車種の部品の需要は少ないため、部品も高額になり社外品の流通も極端に少なくなるのもそのためです。
しかしながら、右ハンドル車については、世界的な市場規模は拡大しているので以前よりも、単価は安くヨーロッパ圏での入手は以前より容易です。