カラスコーティングの施工方法
カラスコーティングに限らず、コーティング全般に言えることですが、ますは、洗車、下地作りからはじまります。そしてその下地作り最も重要な工程のひとつです。
新車であればツルツルの塗装面なので、下地作りに時間がかかる(一定の時間はかかります)ことは、ありませんが、数年以上走行したクルマであれば、塗膜は荒れているので下地作りだけで短くても1日、長いとそれ以上を要する場合があります。この下地がきちんとできていないと、汚れや荒れたままの塗膜の上にガラスコーティングをしてしまうことになるので、出来栄えは一目瞭然となります。
そしてもうひとつ、誤った解釈としてガラスコーティングを一度すれば、クルマの保管環境にもよりますが、簡単な洗車で数年間キレイな状態が維持できると思っているオーナーもいるようです。
しかしながら、これは新車も含めてガラスコーティングしたクルマは、そのコーティング塗膜をメンテナンスする必要があり、それを怠るとコーティング剥がれてきてしまい無残なものとなってしまいます。
施工後のメンテナンスが重要
お店にもよりますが、コーティング後にメンテナンスキットを渡されメンテナンスについて説明をするところが多いかと思います。
しかし、新車購入時にディーラーオプションでガラスコーティングを依頼した場合、コーティングした本人からメンテナンス必要性や注意点など十分な説明を聞けない分、メンテナンスの必要性を知らなかったり、理解できなかったり誤解した結果、コーティングの塗膜が剥がれてしまい、目も当てられない状態なってしまうことも少なくありません。
ガラスコーティングは、ボディを長期間保護してくれる役割ももっています。そして、施工して終わりでなくその後のメンテナンスもしっかりとご自身で行うことによって、長い期間、ボディのツヤや輝きを保つことができます。
もし、メンテナンスをしなかったらコーティングが徐々に剥がれていき、それを修復させるために再度ガラスコーティングを依頼した場合、剥がれている箇所の下地を処理を行い、さらには必要であればすべてのコーティングを剥がすこととなり、通常の施工料金以上の費用がかかる可能性があります。
ガラスコーティングに限らず、コーティング剤のほとんどがボディの保護、ツヤを謳っていますが、そのなかでカラスコーティングが人気がある理由は、その保護膜の硬度が高いという特性から多くの方が施工されています。
その効果を十分に活かしてできるだけ長期間に渡って維持するには、メンテナンスが必要であるというという点も忘れず、ご自身の愛車をいつまでもキレイに保つように心がければ、その効果はきっと倍増するはずです!