14年使用したウォーターポンプとサーモスタット
以前にLLCの交換サイクルに関する記事を掲載しましたが、実際に2年に一度に交換した場合の内部の状態はどのようになっているのでしょうか?
定期交換されていたLLCはBMW純正LLCです。排出されたLLCは透明度があり、きれいな状態でした。肝心の内部の部品の状態は、ウォーターポンプとサーモスタットを確認する限り、写真のように錆びや固着もなくとても綺麗な状態でまだ使えそうな感じでしたが、14年間も経過していますので今回は交換です。
このように交換サイクルをきちんと守られたエンジン内部の水回りはともでよい健康状態で、とかく心配になりがちな水回りのトラブルは発生しにくくなります。
長期間交換を怠ると…
一方、少し極端ですが10年以上ものあいだ国産車に使われている緑色LLCで、なおかつ交換サイクルも不定期となるととエンジン内部は、いったいどのうようになるのでしょうか?
こちらはの写真は、水温センサーの写真ですが新車から10年以上不定期交換で使用していたLLCは緑色のもの、その後の14年は2年間の定期交換のLLCしていた車両から取り出したものです。
写真を見ると一目瞭然です。センサーの先端は大きく変色してこれでは、DMEやメーターに正確な値を伝えるとができるのか?と疑いたくなる状態にまでなっています。
これらを新品に交換したところメーター針の動きが機敏になったり、DMEへの正確な温度が伝達されるようになり走行への影響もありました。
LLCを長期に渡って交換しないと思うと、内部はもしかするともっと汚れがひどくなっていて、もしかすると錆びや腐食が発生していた可能性も考えられます。
このようにLLC交換は、定期的に行うことは必須のようですね!
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