現代のクルマはコンピュータ
みなさまもご存知のとおり現在のクルマは、ずべてと言っていいいほどコンピュータ制御されています。
そしてそのクルマの状態を知らせる重要な役割をしているものが各種センサーです。
センサーといっても多種多様でエンジン、サスペンション、スロットル、安全装置、操舵関連、ミリ波レーダーなど走行に関するすべてがこれらセンサーから信号がECUなどのコンピュータへ送られ、燃費の向上や運転支援、安全制御に至るまでドライバーをサポートしてくれる重要な部品です。
しかしもしこれらのセンサーが正常に動作しなくなったらどうでしょうか?すなわち走行に支障をきたすには、十分な故障となってしまいます。
そしてこの故障の原因がどこにあるのか?を調べる機器が専用の診断機となります。
ネットで販売されている安価な診断機では、十分ではありませんし、操作方法を誤ると他の機器に問題が発生する場合があります。
また、簡易的な診断方法として抵抗値で不具合を発見できる場合もありますが、取り外しが困難な箇所に取り付けされているものも多く、一部のものに限定されてしまいます。
そしてもしこれらの重要部品であるセンサーが粗悪品であった場合どうでしょう?答えはもちろん本来のクルマの性能を発揮できません。ワーストケースではエラーのアラートが鳴り走行不能に陥る可能性もあります。
各種センサーはOEM部品か純正部品がベストチョイス!
センサー類の価格は高価です。なかでも純正部品にいたっては、「こんな部品がこの価格!」と思えてしまうものもあります。それにはもちろん理由があり、とても精密な機器で走行に支障があってはならよう品質管理も十分におこなわれているからです。
ネットでよく見かけるエンジン関連のセンサーで製造元不明で安価なものは、手をださないことが賢明です。結局、不調になり再度、同じ品番の純正部品を購入したという話はよく耳にします。
ほかの注意点としてバッテリー端子を抜かないままセンサーの取り外しを行うとECUにエラーコードが残ることもあります。また、逆にバックアップバッテリーなしにバッテリー端子を外してしまうだけでECUにエラーコードが残る車種もありますので、ディーラーで事前に確認しておくことも必要かもしれません。
ECUにエラーコードが残って特になにも影響のないものから、各種機器に問題が発生する場合もあるので注意が必要です。