長期間動かさなかった車両は要注意!
よくガソリンは腐ると言われています。結論から申し上げますとガソリンは腐ります。
そしてガソリンが腐るとどうなるかというとがガソリンタンク内部に不純物が堆積して、それによって燃料ポンプも故障して走行不能の陥り最悪、ガソリンタンクと燃料ポンプ、フロートアッセンブリー、燃料フィルターとガソリンライン一式の交換になってしまいます。
現在のクルマのガソリンタンク自体は樹脂製なので内部でサビは発生しませんが、ガソリンが変質した不純物がタンク内部に蓄積し高額な修理費が発生します。
ですので長期乗らないクルマを保管する場合は、ガソリンを事前に抜いておくなどの対策が必要です。また、信頼できるガソリン添加剤をいれてガソリンの腐食などを遅らせるのもひとつの手段です。
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腐ったガソリンで覆われたタンク内部は?
ここまで酷くなった理由は、1年以上エンジンを掛けずそのまま放置してしまったことです。このようにならないようにガソリンにも気を使う必要があります。
この車両はさらには、内部で結露が発生しガソリンが乳化してしまい結果、この車両はガソリンタンク交換ということになりました。
ガソリンは入れっぱなしであれば、それ以降は気にしないという方も多いかと思います。しかし、このような事例もありますし、特にClasssic BMWの場合は、一度点検してみてはいかがでしょうか?
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