アウトバーン仕様のワイパー
BMWに限らずドイツ車のほとんどのクルマのワイパーは巡航速度200km/h、速度無制限のアウトバーンで走行することを考えてつくられたワイパーです。
200km/h以上の超高速走行を前提に作られているため、ワイパーが破損せずフロントガラスに強固な圧力で張り付ききちんと動作するようにワイパーがフロントガラスに押し付けるため、そのスプリングはとても強力です。
そのため、強い圧力のかかったワイパーアームを上げてワイパーブレード交換の際には細心の注意が必要です。ワイパーブレードが付いていない状態でワイパーアームの先端がフロントガラスにたたきつけけられてしまうと、フロントガラスはたちまち割れてしまいます。
ワイパーブレードの交換の際には、必ずフロントガラスをしっかりと養生して、念の為ワイパーアームも下げて作業するようにします。
ワイパーブレード交換時の注意点
ワイパーブレードの交換は、難しいものではありません。しかし少しの気の緩みが大きな出費を招く可能性があるので注意にこしたことはありません。
具体的な対策としては、
- 交換の際には、雑誌等の厚みのあるものでフロントガラスを保護しておく
- ワイパーアーム交換中は、立てたままにしておかない
- 交換後の組付け確認はしっかり行う
それでも万が一フロントガラスを割ってしまった場合は、ガラスに交換することになってしまいます。純正ガラスがベストですが、価格は非常に高価です。
可能な限り安く済ませたいを思う気持ちはわかりますが、安易コストを抑えたいからといって中国などの海外製は品質に問題のあるものが多いのでNGです。必ず国産のガラスまたは、中古の純正ガラスを選択することをおすすめします。
海外製の安いガラスは歪んでいたり、強度に問題のあるものが存在すのるので注意が必要です。最悪、車検対応でないものもあります。
また、修理工場選びも慎重に行いましょう。信頼のある工場で確実に取り付けを行ってもらわないと、接着面があまかったり枠のゴム類が再使用されていたりする場合もあるので、確実な作業を行ってもらうこともも必須です。
こちらのガラスショップでは、国産車のガラスの製造を行っている実績のある店舗です。
■ ミスターフロントガラス ■