部品検索は車体番号で!
RealOEMは、BMWの部品検索サイトのなかで最もポピュラーなサイトのひとつです。
そしてこのサイトの特筆した機能として、該当車種に搭載可能な部品しか表示しないという機能があります。
その判定は、車体番号からしています。具体例としては、車体番号を入力してパーツ検索をすると右ハンドル車には、右ハンドル車用の部品のみ表示します(一部の部品に例外はあります)。
また、日本仕様の部品については、補足で「日本仕様」と記載があります。この点については、他国の部品についても表示されてしまう場合があるので、複数掲載されている部品については、注意深く確認する必要があります。
ヘッドライトを例にすると、ロービームでは、ポジションランプ付きでレンズカットが左側通行用のもの、ハイビームのレンズカットが日本独自のものになっています。
またBMWでは、94〜95年以降の車両にEWS(イモビライザー)を搭載していますが、それによりキーシリンダーのリングやステアリングカバーに変更があったりします。
これらも車体番号から読み取り、該当車種に適合した部品を表示します。
USマーカーなどあえて日本以外の国の仕様の部品が必要な場合は、車種情報から検索すれは該当部品が表示され見つけることができます。
ただ、注意点として車体番号から部品を表示しているとはいえ、オプション情報までは判定していないため搭載可能オプションのすべてが表示されてしまいます。
例えば、通常バンパー搭載の車両にもMテクエアロが表示されるといった表示になる場合もあるので、ご自身の車両のオプションは、VINデコーダなどで把握しておく必要があります。
掲載部品の情報は2019年12月まで
いいことずくめのRealOEMですが、2019年12月でアップデートがストップしています。
それにより以下のような問題があります。
- 価格が違う ※実際は掲載価格より高い
- 生産完了品になっている部品もある
- 生産完了品であったものが、別品番で復刻しているが掲載されていない
とくに価格については、目安にもならないくらい価格差があるので見積もりをきちんととらないと注文前提でことを進めていざ注文となったときに「えっ!」ということになります。
これらのことに注意してRealOEMを利用することによって、より確実な部品検索をすることができるようになります。