身に覚えのない傷
洗車をしていると「あれ?こんなところにキズが!」なんてことないでしょうか。普段、クルマ全体を見る機会がないのでほとんどの場合、小キズや小さな凹み等は洗車時に見つかるケースが多いです。
見に覚えのキズの種類にもいろいろありますが、なかでも以下のようなキズが見つかるかと思います。
- 飛び石によるもの
- 引っかきキズ
- 小さな凹み
このようなキズは、気になったらきりがありません。クルマは、走行するものなのである程度のキズの妥協をしないととめどなく気になってしまいます。
小キズ等でもきれいにプロの手で修理したい気持ちはわかりますが素人でもある程度目立たなくすることができたり、ほとんどわかからないレベルまで直すことのできるキズもあります。
しかしこれは、修理ではなくあくまでも補修でキズを目立たなくするということになります。
それでは、小キズ等はどのように修理したり目立たなくすればいいのでしょうか?
素人の塗装は絶対NG
カー用品店やホームセンターに行くと「補修用コーナー」がありますが、素人の塗装ではほとんどの場合、修理するはずが悪化させてしまうのがほとんですのですので、ご自身でプロ並みの仕上がりにすることはほとんどできないと思ってください。
なぜかというと技術はもちろんのこと使っている塗料や設備により仕上がりが全く違うからです。
では、ご自身でできる補修はどのよう範囲なのでしょうか?
- 飛び石
タッチアップペンである程度目立たなくできます。コツは付属の刷毛は使わず爪楊枝等の先に塗料をつけて点ておしあてるように塗料を置いていけば、刷毛跡やタレなくなります。 - 引っかき傷
キズの深さにもよりますが、爪に引っかからない程度であればカーワックスや液体極細のコンパウンドで目立たなくなりますし、浅い傷であれば消えてしまいます。 - 小さな凹み
これはプロに依頼するしかありませんが、塗装が剥がれていなければ塗装をすることなくデントリペアという手法で1箇所1万円くらいでの費用で、時間も30〜1時間くらいで修理することができます。
しかしながら、上記のようなキズではなく傷口が深かったりある程度凹んていた場合は、迷わずプロに依頼しましょう。しかし「プロに依頼するといってもどこに依頼すればいいのかわからない」という方も多いかと思います。
次回は、「板金塗装のお店選び」をテーマに話を進めていきたいと思います。
お楽しみに!
Categories