修理依頼は業者選びを慎重に
アルミホイールのガリ傷、曲がり、割れ等の修理をする場合は、どのようにすればいいのでしょうか?
ネットで「アルミホイール 修理」検索するととても多くの検索結果が表示されて「どこに修理を依頼すればいいのかわからない」という方も多いかと思いますが、修理の際の大前提としてアルミホイール修理専門業者に依頼することが必須になります。
なぜなら、アルミホイールの修理方法はケースバイケースで、見た目がキレイに修理されていることだけでなく強度もきちんと確保して、なおかつ走行に支障がないように修理しなければならないからです。
修理方法はいくつもあり、業者によっても様々です。そのなかでもっとも安心できる修理方法はアルミ溶接の修理を行っている業者を選ぶことが必須です。
塗膜が剥がれたような非常に薄い傷については、パテ等の修理でも有効ですがそれ以外の場合、擦ったときに衝撃を感じるような傷は、アルミホイールの強度に問題が発生している可能性があるためパテ修理はNGです。また、ガリ傷を削って平にする修理方法は確実に強度を下げホイールの安全性能に問題を発生させてしまいます。
そのような場合には、アルミ溶接での修理を行うことになります。
特に割れ、欠け、歪みが発生している場合は、アルミ溶接ができる専門業者でないときちんとした修理ができません。
修理業者とは修理方法を話し合い、作業工程を十分に聞いた上で不明点があれば質問して回答を得るようにしましょう。
修理後のホイールバランス確認は必須項目
修理で最も大切なことは、「問題なく走行できるように修理されているか?」です。
その基準は、きちんとホイールのセンターが出せて全体の歪みがないことを確認する必要があります。優良な業者では、その部分についても確認をしっかりと行い検証をします。
見た目がキレイに直っても走行に支障が出ては、修理できたことになりません。
ですので、信頼できる業者選びは慎重におこないましょう。単純に「価格が安いから」「自宅から近いから」「メール、電話の対応が良かったから」などの表面的な理由だけで決めず、こちらの質問にきちんと回答してくれて、さらには問題があればそのリスクも説明してくれるところがベストな選択です。
アルミホイールは、タイヤに次ぐ路面に最も近く、ある意味命をあずける重要なパーツです。
また、修理方法を初回の誤ると直ったものも直らなくなってしまうこともありますので、十分な情報収取をして慎重に修理依頼をするようにしましょう。
また、「専門的ことはわからないという方」や「予算に余裕ががある方」は、新品交換することが安心です。