シートは過酷な環境
クルマのシートはかなり乗員の重量、乗り降り時や運転時の摩擦、紫外線の影響などの過酷な環境に耐えられるように設計されています。しかも革シートになるとなおさらそれが顕著にあらわれある程度の劣化は、避けられません。ですので内装メンテナンスのなかでもとても難しいパーツでもあります。
また、経年変化による色あせなども避けて通れない劣化のひとつです。また、革シートにあわせて内装も革張りになっているオプションもありますのでそれらもあわせてメンテナンスすることによってより気持ちよく運転できるようになるでしょう。
それでは革シートのメンテンスはどのようにしたらよいのでしょうか?
きちんとした手順で仕上げは保護剤!
革シートには、予めコーディングがされています。それによってある程度、保護されています。そのため水を固く絞ったウエス等で汚れをおとすことができます。あまり強く擦るとコーティングを傷めてしまいますが、弱すぎると汚れが落ちませんのでウエスを押し付ける加減をしながら丁寧に掃除していきます。
そしてある程度、水洗いが終わった時点で市販のコーティング剤でシートを保護しておくことも重要です。あまり強いコーディング剤だと逆にシートの塗料を傷めてしまう場合がありますので、水性のコーティング剤がおすすめです。
市販のものには、レザーケアセットがありますのでそれを使うと専用の洗剤、保護剤、ウエス等がセットになっていますので、どのような材料でメンテナンスしたらいいのかわからない方は、このような商品が便利で安心です。
※利用の前に必ず付属の取り扱い説明書を確認して革を傷めないようにすることも必須です。
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