車齢4〜7年 〜70,000km
この車齢になってくると車検2-3回目を迎えます。車検毎のメンテナンスに加えて消耗してくる部品もでてきます。
・ブレーキローター
欧州車はブレーキローターも削りながらの制動になりますのでおおよそ50,000kmくらいでパッドと同時に交換したほうが安心です。
・テンションプーリー
各種テンションプーリーのベアリングにもガタが発生してきますのでこちらも〜70,000kmくらいを目安にしておいたほうがいいでしょう。ベルト鳴きが解消されます。
・各種アーム類(アッパー、ロアー、タイロッド、センターロッドなど)
走行条件、保管条件にもよりますが各種アームのブッシュの痛みやピロのブーツがやぶれてくるのもこの時期です。車検に影響がでるので確認が必要です。交換するとBMWの乗り味が復活します。
・エアーエレメント
50,000kmくらいを過ぎたあたりから交換しておくと安心です。
・ウォーターポンプ、サーモスタッド
50,000km〜70,000kmあたりで交換しておくことが得策です。故障するとオーバーヒートの原因になります。
・バッテリー
おおよそこのくらいの時間と距離で寿命を迎えます。BMWは暗電流が多いのでバッテリーあがりになる前に交換しましょう。
・タイヤ
スリップラインを気にして長くても50,000km、5年で交換しておきましょう。事故につながるおそれのある重要な部品のひとつです。空気圧チェックの定期点検もわすれずに。年に20%ほど自然に抜けます。
・デフオイル
こちらも50,000km毎に定期交換しておきましょう。
この車齢と距離になると費用のかかる部品交換が必要になってきます。いずれ交換する必要がある箇所なのでこまめに交換しておくと懐具合も調整できます。
次回その3あたりから大物部品の登場!?