すべての電気はヒューズを通る
先日、私に起きたトラブルとその解決までをご紹介します。
朝一番でクルマに乗り込み、キーをひねると一昨日まで問題なく動いていいたスターターが動かない。同時にリモコンドアロックも効かず…
バッテリーあがりかと思い30分ほどジャンプスターターなどをつなぎ粘ってみましたが、スターターが回る気配がないので明日、JAFさんを呼んてジャンピングしてもらおうとその場をあとにしました。
翌日、JAFさんに来ていただきジャンピングしてもスターターが回る気配なし、ロアロックも動作せず。
スターターが回らないだけであれば、スターターの故障を疑うのですが、ドアロックも同時に効かないとなると別も問題ではないか思いながらもその場をあとにしました。
その後、新品のバッテリーを手配して翌日交換するもまったく動かず。これはもはやバッテリーの問題ではないことは明らかです。「これは結構、厄介な問題だなぁ」と思いヒューズを点検してみることにしました。
事務所に戻りヒューズ切れの可能性もあるのではと、ヒューズ表とにらめっこ。
すると”スターターとセントラルロッキング(ドアロック)”が共通のヒューズがあるではありませんか!
早速、車庫にいってヒューズを外すも切れていません。しかし予備のヒューズと交換するとなんと一発始動!ビンゴです!!その間わずか数分の出来事です。
原因はヒューズの経年劣化
取り外したヒューズには、見た目問題はありませんが導通しないということは、原因として接触不良または、劣化の線が濃厚です。
後に電気のプロに経緯を相談するもヒューズには、寿命があるとのこと。私のクルマは最後にヒューズの全交換を行ってからすでに10年以上経過しています。ということは、とりあえず全部のヒューズを交換する必要があるようです。
と、まあこのように簡単に解決しように見えますが、その間新品のバッテリーを手配、スターターも15万kmを超えで、ちょい乗りが多いのでこの際なので新品と交換することにしました。
みなさまも今回の私の事象を反面教師として一度確認してみてはいかがでしょうか?
クルマの全電気はヒューズを必ず通過します。小さくて安価な部品ですがとても重要な部品ですね!