部品の品質がわからない
整備工場では、部品持ち込み不可というところは結構あります。その理由のひとつとして持ち込まれた部品の品質がわからず、持ち込まれた部品が原因で再度の故障になるケースがあるからです。
持ち込まれた部品の品質が著しく悪く、取り付けられなかったりすぐに同じ箇所がまた故障してしまう場合もあるため出どころのわからない部品や中古の部品をつけたがらない理由のほとんどはそれに該当します。
なかには、純正部品の1/10の価格のものやメーカー名すら記載されていないものに関しては、故障だけで済めばいいですが、最悪の場合は、走行中に部品が故障して事故になるケースもあります。
それだけ部品の選定は重要になってくるのです。
故障や事故の場合、整備工場へ責任転嫁される?
お客さんがそれでいいからといって持ち込まれた正体不明の部品がきっかけで再度故障したり、最悪事故に至った場合の一番の懸案事項は、その責任が整備工場に転嫁される可能性があります。
お客様側では、安さだけで部品の品質まで考慮していませんから安易に修理が悪かったのだろうと考えてしまいがちです。
しかしながらそれは、間違いでありその責任の多くは、粗悪部品をユーザ側にあります。ですので単純に安いからといって安易に購入しないことが懸命です。そして再修理や事故がないように純正部品やOEM部品、または信頼できる社外品を使うことをお勧めします。
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