社外パーツ購入に必要な知識とは?
今回は、クルマ系YouTuberのなかでも論理的なトークで定評のGood Speed Visionさんの動画【Vol.64】ディーラーでの社外パーツ取付でトラブル。ディーラーでは出来ないことも多い。他、いろいろな質問に回答【GS-RADIO】から考える社外パーツ購入に必要な知識をiPARTZ編集部の意見を交えて考察していゆきます。
この記事でいう社外パーツの定義とは、メーカー純正部品、OEM部品以外の社外品及びチューニングパーツとします。
特にチューニングパーツや社外エアロなどは、自動車メーカー車両をもとに独自の基準で設計、開発をしていますので自動車メーカーと同等のコストをかけて設計、開発、試験検証をして同等あるいは、それ以上の精度や品質を追求することは企業規模を比較して考えるととても難しいことです。
しかしながら企業努力によって社外メーカーの独自基準の精度が純正部品同等あるいは、それに近い精度で設計、開発、試験検証をしているのであれば、製品の品質は、とても高いものとなっていますので取り付け時やその後になんらかの問題が発生する可能性は低くなります。
独自基準精度の高い製品はコストと時間がかかりますのでその分価格も高くなります。一方、独自基準低い場合は、その逆で安価になります。
インターネット普及で社外品やチューニングパーツをネット上で簡単に購入することができます。しかしながらそれら製品の品質は手にしてみて使ってみるまでわかりません。ですので購入時に重要となってくるのが「メーカーの信頼性」となります。
ネット上の写真の見た目の良さや価格の安さでコスパがいいのではないか?という根拠のない理由だけで購入を決めることは、良くないことです。特に高額な商品であればなおさらです。
では、信頼性のあるメーカーとは、どこなでしょうか?
社外品・チューニングパーツの選定基準を考える
この動画でGoodさんは、チューニングパーツを購入する側にも知識が必要とコメントしています。
それでは、社外品やチューニングパーツを購入するときの選定基準を自分なりに考えてみましょう。
- 過去にご自身で購入して品質や耐久性に問題がないことを確認している。
- 複数の方が購入していて、取り付けや精度などをレビューいただき製品の品質を自身の目や耳で確認している。
- メーカー自体が有名かつ歴史のある大手で、部品によっては他車種や他自動車メーカーのサプライヤーである。または、過去にサプライヤーであった。
- メーカーから製品のきちんとしたスペック(図面なども含む)が公開されている。
などなど…
ネットで調べることは、簡単ですが見た記事やコメントに根拠がなかったり、該当のクルマの仕様やカスタマイズの程度の詳細がわかない場合が多いので、参考程度にしておくことがよいのではと考えています。
結論として人任せにせず自身で十分な下調べをした上で、納得して購入することが必要になってくるのではないでしょうか?その分、取り付け後に改めて問題なく製品のパフォーマンスが体感できれば、自身の満足感も大きくなります。また、知識も広がるので次の機会に必ず役に立つはずです。
iPARTZでは、過去の事例や実績をもとにしたご相談を受け付けておりますので、迷っている方は一度お問い合わせしてみてください。
>Good Speed VisionのGoodさん、動画掲載のご許諾ありがとうございます。