バッテリー交換には注意が必要
最近のBMW、主にF系、G系からAGMバッテリー採用されています。普通のバッテリーと何がちがう?といままでより高性能なバッテリーです。と、いってしまえば話はココで終わりですが、オーナーの皆さんはバッテリー交換のことは考えたことはありますでしょうか?
F、G系では、E系後半よりも緻密にバッテリー関連情報をコンピュータ管理され電子制御化されています。常にバッテリーの状態をコンピュータが把握して最適な充電をオルタネーターに指示することによってバッテリーの長寿命化と品質維持をはかるという技術を用いています。
ということは、バッテリーを交換すればコンピュータのほうにも「バッテリーを交換しましたよ!」と教えてあげる必要があります。これがいわゆるコーディングというものです。そうしないといままで学習した古いバッテリーの情報で充電が続いてしまい新品のバッテリーの寿命を短くしてしまったり痛めてしまう恐れがあります。
よく交換歴をリセットすればいいという話を聞きますが、実はそう単純ではないということですね。
交換の際には念の為、ディーラーに確認を
車種のなかには、バッテリー交換時にバックアップ電源をとっていないと車両が再起動できなくなってしまうのものあります。
そのようなトラブルを防ぐためにもご自身のクルマのバッテリーの仕様を事前にディーラーに確認しておきましょう。
現代のクルマは、電子化が今まで以上に進んでいるため、電気系で予期しないトラブルに見舞われる可能性もありあす。そのためにもバッテリー交換は慎重に行うことが得策です。
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